テクニカル分析→美しきART 移動平均線
移動平均線。
チャートを見るときに一番最初に学ぶテクニカルインディケーターではないでしょうか。
どの移動平均線を使えば効果があるのか、誰もがベストのサインを送ってくれる組み合わせを日夜研究されていると思います。
私もその一人ですが、今日たまたまトレーダーのメーリングリストを読みながら以下の平均線をチャートに添付してみて、いろいろと気づきがありました。
5日(EMS) 緑
8日(EMS) 赤
20日(EMS) オレンジ
50日(EMS) 青
100日(EMS) 茶色
200日(EMS) 紫
(注:MAはMoving Average、Eは Exponential, a method of smoothing the line です。)
そして下図ができあがったチャートです。

非常に美しいと思いませんか!
まるで虹の様。
よく見ると、50日、100日、200日は要所でサポートとレジスタンスの役割をきっちりとしています。
この組み合わせを教えてくれたトレーダーは「5日が20日を交差すると結構長いことトレンドを作ってくれるんだよ。一度ドライテストしてみて」とのこと。
ちなみに5日と8日の二つのラインの角度、また両者が交差したり平行に走ったり、両者の間が広がったり狭くなったりする様子もよく見ると、トレンドの方向に限らず安定性、力強さのメッセージが込められているようです。
さて、次のチャートもまた美しい仕上がりとなりました。

途中で華麗にねじれを生みながら、ゆったりとした輪を描いています。まるで時間が止まったかのような、はっと息をのんでしまいそうなできあがりです。
ハープのような感じでもあり、無限に続く為替の世界のディールを象徴するような感じでもあり、このまま枠に入れて美術館にでも飾っておきたいくらいです。
このチャートを見ても、20日、50日、100日、200日がそれぞれ役割を果たしています。
アメリカのトレーダーは良くこんなことを言います。
「トレーディングウィンドウを見つけるときには、流れが読みとりやすく、美しく、メイクセンスのものでなくてはならない。」
ごちゃごちゃとしていたり、ポップアートと呼ばれる「あちこち飛び出したり不均衡な形のチャート」であったり、まるで頭痛で頭を掻きむしっているようなどこか痛みを感じるような乱れたチャートの場合は、とにかくトレードをしないこと、と主張します。
右脳的な発想だと思いませんか?
そういう意味では、この二つのチャートはとても美しく、トレードするにはもってこいのチャートなのかもしれません。
私はいつも、トレードをするときに「このチャートは美しいか?メイクセンスか?」と自分に尋ねますが、今回のこの移動平均線が織りなすアート的な表情もトレード可能かどうかの判断材料に今後加えようと思います。
今回移動平均線を加えて様々なペアのヒストリカルデーターを調べてみましたが、そこはまるで美術館です!皆さんもぜひ、覗いてみてください!チャートを右脳的な発想で眺めると、スランプに陥っている人も何か「大きな発見」があるかもしれませんよ!
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